歯のホワイトニングで維持できる期間はどのくらい?
ホワイトニングは半永久的なわけではありません。
■オフィスホワイトニング
歯の性質や生活習慣によって異なりますが、3ヶ月〜10ヶ月くらいです。
■ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングよりも少し長く保つことができます。 その理由として、ホームホワイトニングの場合、薄い濃度の薬剤を長期間かけて作用させるため、薬剤が歯の内部まで深く浸透しているためです。
【ホワイトニングした歯の色が元に戻る理由】
ホワイトニングにより白くなる理由として、エナメル質の表面を曇りガラス状に性状変化させるわけですが、エナメル質の表面は常に脱灰といってリンとカルシウムが溶け出したり、再石灰化というリンやカルシウムが再生したりを繰り返しています。
健康な歯はこの再石灰化作用がしっかりと働いているために、曇りガラス状に変化した歯の表面も再石灰化作用により、ホワイトニング前の状態に戻ってしまうのです。
つまり、後戻りが早いのは健康な証拠。
ホワイトニング後にしっかりと歯の表面を研磨しなかったり、ホワイトニング時にエッチングといって歯の表面をギザギザにする薬剤を使用していたり、 家で強い研磨剤が入っているハミガキ粉を使っている方は、歯の表面がデコボコしているため、着色しやすくなります。
色の後戻りは、ホワイトニング施術直後から既に始まっており、緩やかに後戻りをしていき、数ヶ月で元の色に戻りま す。
3ヶ月〜6ヶ月毎にタッチアップといって追加のホワイトニングをしていけば、白さをずっと継続することが出来ます。
【ホワイトニングした歯を長く維持させるコツとは!】
タバコ、コーヒー、お茶、ワインなど着色性の強いものはできるだけ避けます。
ホワイトニングしたことを機会に禁煙に挑戦してみてはいかがでしょうか?
歯の黄ばみの原因は、着色だけでなく加齢により色調が濃くなることや遺伝的な本来の歯の色に戻ろうとすることなども原因しています。
半年に1度程度の割合で後戻り防止のためのホワイトニングを行うといいでしょう。
【色の後戻り防止のホワイトニング】
オフィスホワイトニングで1〜2回程度、ホームホワイトニングで1週間程度連続使用すれば、白さは末永く維持できます 。
アメリカでは既に広く普及している歯の「ホワイトニング」
日本でも厚生労働省で歯のホワイトニング用薬剤が認可されました!
審美歯科などで健康な歯を削らずに歯を白くする方法がホワイトニングです。
歯はもともと真っ白ではなく、わずかに黄ばんでいるのが普通です。それをより白くする方法がホワイトニングです。(審美性の追求)
ホワイトニングには、審美歯科や歯科医院のみで行うオフィスホワイトニングと、主に家庭で器具を使って行う、ホームホワイトニングがあります。
またこれら2つを併用することもあります。
これとは別に、神経をとった後に、歯が黒ずんだりすることがあり、それを元の白さに戻す治療法がありますが、これと、いわゆるホワイトニングとは区別されています。(ウォーキングブリーチ法)
アメリカでは大変ポピュラーなホワイトニングですが、近年日本でもホワイトニングを行うための薬剤が厚生労働省で認可され、浸透し始めています。
憧れの芸能人のような白い歯!
今後、日本においても欧米のように一般的にホワイトニングが広く関心を集めそうです。