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歯の変色について

歯が黄ばんだり、変色する原因

歯のホワイトニング。歯の黄ばみ、変色の原因とは!歯の変色には、表面の汚れが歯を変色させている外因性によるものと、エナメル質・象牙質の変化による内因性によるものがあります。

外因性によるものは、クリーニングで汚れを落として白くしていきます。
内因性によるものは、歯のホワイトニングや人工の歯などで白くしていきます。

■外因性(歯の表面の汚れが歯を変色させている)の場合

★歯磨きでの磨き残し
歯の表面にステイン(汚れ)がついている状態

歯磨きでは磨けないところをティース・クリーニングで研磨していきます。

★喫煙や嗜好飲料
喫煙やコーヒー、紅茶、コーラ、ウーロン茶などの常飲によるもの

重曹のジェットパウダーを吹き付けて、ヤニや茶渋を吹き飛ばします。

■内因性(エナメル質・象牙質の変化)の場合

歯の変色や黄ばみの原因とは!歯のホワイトニングで白い歯!★歯の形成過程での問題
歯ができていく過程で影響を受けた場合は、歯列全体に渡ってエナメル質・象牙質の質・量が変化し、内部構造に色素が沈着されて変色を起こします。
【主な症例】
○テトラサイクリン(抗生物質)の使用
(妊娠中にテトラサイクリンを服用していた場合)
○エナメル質形成不全症
○フッ素沈着症
など。

重度のテトラサイクリンは、ホワイトニングだけで改善することは困難なため、白くするには白いセラミックの 歯を入れます。
軽度であれば、ホワイトニングだけで改善できます。

★歯科治療、外傷
歯に詰めていたり、被せたりしている金属の成分が溶け出したもの、歯の根の治療で神経が抜かれ、血液やリンパ液の補給ができなくなったもの、転んだ時の打撲。

ホワイトニングだけで改善することは困難です。
白くするためには白いセラミックの歯を入れます。

★加齢による変色
加齢により、徐々に歯の色調が濃くなるもので、象牙質の厚みが増し、黄褐色が強くなります。

ホワイトニングで十分に改善が可能です。

★遺伝
髪の毛や皮膚の色が遺伝するように、歯の色も遺伝します。

これもホワイトニングで充分に改善が可能です。

歯のホワイトニング剤の成分について

歯のホワイトニング剤とは、過酸化水素のこと

オフィスホワイトニングの主成分は過酸化水素、ホームホワイトニングは過酸化尿素を主成分としています。

過酸化尿素は酸化反応の課程で、過酸化水素に変化するため、ホワイトニング剤とは過酸化水素のことであると言っていいと思います。
過酸化尿素は過酸化水素に比べて酸化反応がゆっくりなため、時間をかけて行うホームホワイトニングに適しています。

過酸化水素は、オキシドールと同じ成分です。
オキシドールは過酸化水素3%で、ホワイトニングに使用する過酸化水素は35%、過酸化尿素は10− 21%を使用します。

□過酸化水素の安全性について
低濃度のものは、オキシドールに代表されるように安全で広く普及しています。
しかし高濃度のものになると爆発の危険性があります。
消防法では出火しやすい化学製品の運ぶには「危険物取扱(とりあつかい)者」の資格を持つ人が携わるよう定めています。
過酸化水素は濃度が36%以下ならば「危険性は薄(うす)い」とされており、35%の過酸化水素が漂白用として広く流通しています。
ホワイトニングに使用する薬剤には、過酸化水素以外に増粘剤と触媒を使用します。
過酸化水素単独だと、液体のため、流動性が良すぎて歯の表面に一定時間留まってくれないことと、すぐに乾燥してしまうため十分な漂白効果を得ることができず、増粘剤としてシリカやグリセリンなどの無機化合物を使用し、歯の表面で長時間作用するようにします。
触媒は、過酸化水素の酸化反応課程で生じるフリーラジカルの量を増やすために使用します。
触媒では、 酸化チタン等が代表的です。




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歯のホワイトニング講座〜歯のホワイトニングとは!

自分の歯の色を知ろう!

歯のカラーガイドは、色相ではなく、明度によって分類されています。

アメリカでは、ホワイトニングにより歯の色を、white(白い)ではなく、bright(明るい)と表現します。
日本人の平均は、A3〜A3.5の色。

他人から見て歯が白いと感じてもらえる明度は、大体A1以上。

A1よりも高い明度にB1があり、国際標準のVITAカラーでもっとも明るいものになります。
B1以上の明度を望む方には、ホワイトニングカラーというものがあり、全部で4段階に分かれています。01が最も明るくなります。



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